「外来種と在来種」の展示では、生物多様性の脅威として最近マスコミ等でよく取り上げられている外来種と長い時の経過とともにその土地の環境に適応して生育・生息している在来種を取り上げます。
生物多様性に対する認知度は低く、生物多様性に関して企業や市民が身近にできる具体的な活動事例についても省エネや3Rなど環境活動と比べて極めて少ないのが実情です。
本企画は、生物多様性の保全のための特定外来生物の防除と在来生物の保全に関する手法・技術の普及を図るため、各地で活動している企業やNPOなどの団体の協力を得て開催します。
パネル展示では、外来種と在来種の概要を紹介し、生体展示では、カミツキガメやウシガエル等の特定外来生物を展示し、剥製展示では、アライグマ等の大型哺乳類を展示します。また、地域性在来植物による緑化技術など企業や市民が容易に導入できる生物多様性保全の具体的な取組を紹介し、各地で活動している団体や市民との情報交流を図るため、各団体の活動を紹介した冊子を配布します。
飼育できない特定外来生物は、直前に捕獲します。カミツキガメが捕獲できたか否か、当日、ご自身の目でご確認下さい。
|